Fashion

  • 「カート・コバーンに唾を吐かれても…」NIRVANA TシャツBOOK(前編)

    2017年12月、NIRVANAに関連するTシャツブックがリリースされた。掲載されているTシャツは全部で133枚、現在の価格で総額約900万円。1枚20万円ほどもするTシャツもあるという。制作に関わったのは自身で100枚ほど所有するというコレクター。まずは、NIRVANA、カート・コバーンの魅力について聞いた。

  • パチモン・ブランドをパリ・ファッション・ウィークで売り込む

    〈Pierre Klein(ピエール・クライン)〉、〈Cuggi(クッチ)〉、〈Lewis Vooton(ルイス・ヴートン)〉…。私は、数々のコピーブランドを露店を見てきたが、そのなかでも、頻繁に遭遇するブランドがある。それが〈Georgio Peviani(ジョルジオ・ペヴィアーニ)〉だ。露店のデニムパンツ・ブランドをパリ・ファッション・ウィークの目玉にする。

  • 苦難の道を歩むコンゴの女性版サプール〈サプーズ〉

    コンゴ民主共和国の女性版サプールであるサプーズ。彼女らは何を求め、ファッションに情熱を注ぐのか。アイデンティティーというキーワードをもとに、コンゴ女性が直面する多くの問題について、サプーズに聞いた。

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  • 過激なチョロ・スピリットをファッション界にもたらすチカーノ・デザイナー

    メキシコ系アメリカ人のギャング、チカーノをルーツとした、ウィリー・チャヴァリア。彼の名を冠したブランドは、アンチ・トランプ政権を掲げ、ニューヨーク・コレクションのプレゼンテーションで、それを表現し、ファッション界に革命を起こそうと試みる。

  • NY伝説ショップ、アラン・アンド・スージーを失うファッションフリーク

    家賃の高騰やトレンドの変化により、ニューヨークの伝説的ショップ、アラン・アンド・スージーの存続が脅かされている。パンクスからアレキサンダー・ワン、ミウッチャ・プラダまでを魅了してきたヴィンテージ・ショップは現在ネット上だけに存在する。

  • サッチャー政権下の労働者階級〈カジュアルズ〉とフレッドペリー 02

    サッカーに根ざしたサブカルチャー、カジュアルズ。彼らはフレッドペリーを始めとするスポーツウェアをストリートに落とし込んだ。これが90年代のスポーツスタイルの流行へと繋がる。サッチャー政権化において、労働者階級の尊厳が破壊されていくなか、カジュアルズは、かつての伝統にすがるのではなく、労働者階級としての新たな価値観を、ファッションを通じて示し続けた。

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  • サッチャー政権下の労働者階級〈カジュアルズ〉とフレッドペリー 01

    英国にてスポーツウェアをストリートに広めたのが、カジュアルズ。このサッカーファンによるムーブメントが、現在のファッション・シーンに大きな影響を与えている。サッチャー政権下の労働者階級にとって、厳しい社会環境のなかでカジュアルズは生まれた。また、フレッドペリーは階級や人種、ジャンルに問わず愛され、カジュアルズにも欠かせないブランドとなった理由とは?

  • ハイファッションへと変貌を遂げた メキシカンパーカ

    70年代のヒッピームーブメントやドラッグカルチャーのアイコンとして知られていたメキシカンパーカ(バハジャケット)が、アレキサンダー・ワンをはじめとするハイファッションの世界で注目を集めている。そんなアイテムのルーツと現状に迫る。

  • SPIRIT of CONGO ープロレス、サプール、黒魔術ー 03.キンシャサ・サプール

    これまで見てきたように、コンゴ民主共和国はベルギーから独立後、1960年から64年まで国名がコンゴ共和国であったこともあり、西に隣接するコンゴ共和国(首都がブラザビル)と、混同されがちだ。

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  • 『ファッション・トライブ』 ファッションで誇示するアイデンティティー

    ファッションに最も金をかける〈サプール〉を撮影したダニエーレ・タマーニが、後進国の人々のアイデンティティーとファッションをテーマにした、新たな作品を発表した。南アフリカ、セネガル、キューバ、ボリビア、コンゴ共和国、ミャンマー、ボツワナ、7つの国を訪れ、グローバリズムと自国の伝統を融合させた、個性的なファッションスタイルを写真に収めた。

  • ランチのついでにTシャツのPRにやってきたキース・モリス

    BLACK FLAG、CIRCLE JERKS、そしてOFF!に続き、今度はファッション業界にダイヴした超御大キース・モリス。彼のホームタウンである南カリフォルニア/ロサンゼルスのストリート史をとらえたフォトグラファーの作品を大胆にプリントしたTシャツブランド〈IMAGE CLUB LTD.〉を立ち上げたのだ。わざわざVICE JAPANまでPRに来てくれたのでインタビュー。

  • ハードコア界永遠のアイドル キース・モリスがアパレルで暴れる

    BLACK FLAG、CIRCLE JERKS、そして現在のOFF!。1976年からパンク〜ハードコアシーンのど真ん中を走り続けてきたキース・モリスは、御歳62、還暦越え、糖尿病を抱えながらも、今もステージの上で飛び跳ねまくっている。そんな彼が、あらたなシーンに殴り込みをかける。ファッション業界だ。