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  • ドクターDEATHの自殺マシーン

    世界中で、安楽死や自殺ほう助について議論されているなか、1996年、患者に致死薬を注射し、安楽死を合法的に実施した初の医師がフィリップ・ニッツチク(Philip Nitschke)だ。彼は、世界的な安楽死論争において、推進派としてもっとも有名かつ物議をかもす人物である。

  • 弾道ミサイル警報システムアプリ〈JMWS〉

    アプリケーション開発会社〈Meta Studios Creative Agency〉が、ミサイル警報システムアプリ〈JMWS〉を開発中だ。このアプリは、Jアラート発動以降、私たちが取るべき行動と様々な情報をシンプルかつ的確に教えてくれる。避難場所、大切な人の安否確認、緊急ラジオ放送などの機能がひとつにまとまり、備わっているのだ。

  • NASAがハロウィンに公開した宇宙の不気味音プレイリスト

    NASAが、〈宇宙の不気味な音(Spooky Space Sounds)〉というハロウィン用のプレイリストを作成した。内容は、1970年代以降に打ち上げられた探査機がとらえた、衝撃波、轟音、電磁波などの音で、時折、NASA職員の穏やかな声も混ざっている。おすすめをいくつか紹介しよう。

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  • 農夫のいない農場

    全ての作業をロボットだけでまかなう〈ハンズフリー・ヘクタール(Hands Free Hectare)〉は、食糧供給の大改革に向けた新たな歩みである。土地を耕すところからはじまり、豊かな農作物が育つまでを管理する、世界初の完全オートメーション農業なのだ。

  • 宇宙人を探す巨大中華鍋

    中国の地球外生命体探査の中核として、直径500メートルの球面電波望遠鏡〈FAST(天眼)〉が田舎の貧しい地方に建設された。米国が所有する、世界で2番目に大きなアレシボ天文台(プエルトリコ)でさえも直径305メートル。FASTは群を抜いて巨大だ。

  • 99.9%無響空間で人体実験

    ミネソタ州にあるオーフィールド 研究所の無響室は、〈地球上最も静かな場所〉として、ギネス世界記録を保持している。ファウンダーのスティーブ・オーフィールドによれば、体験者が部屋で過ごした最長記録は45分。入室して数分で幻覚を体験したりもするそうだ。

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  • 宇宙を開拓したソ連の雑種♀犬

    第二次界大戦の直後、ソ連と米国は、それぞれ社会主義と資本主義を掲げ、イデオロギー対立に陥った。ソ連は、社会主義の優位性を世界に示すべく、秘密裏に宇宙開発計画に着手した。最終的には人類が宇宙飛行士として大気圏外を飛行するのだが、それを成し遂げた最初の生物は、宇宙飛行犬〈ライカ〉だった。

  • CDもDVDも半永久的だったはずなのに

    「ディスクをナイフで切りつけるのはオススメしません。ディスクを灰皿がわりにタバコをもみ消しても、ディスクは壊れてしまいます。でも、ジャムをこぼすくらいなら大丈夫です」真実だったのか?

  • 右目にカメラを埋める〈アイボーグ〉男

    カナダ・オンタリオ州のコーバーグに住むスペンスは、自らを〈アイボーグ(=アイ+サイボーグ)〉と称している。子どもの頃、誤って自分の眼を銃で撃ち、〈法定盲人〉になってしまった彼は、右目にフィットするような小さなカメラを作り、それで見たもの全てを記録するというアイデアを思いついた。

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  • デコチャリ少年! 一番星ブルース

    デコトラならぬデコチャリ少年に会いに行った。映画『トラック野郎』世代なら、いざ知らず、今、なぜ、デコチャリなのか? 最も〈ヤバイ〉デコチャリ〈天龍丸〉のオーナー静岡県浜松市に住む中学3年生、佐口公太くんと、彼の父や先輩のデコトラ乗りに話を聞いた。

  • ヤギになろうとした男のはなし

    ヤギへの関心、未来の人間の繁殖方法についての興味が高じて、トーマス・トゥウェイツ(Thomas Thwaites)は、ヤギの群れと数日間をともにした。ストレスのないヤギの生活は、人間にとってもストレスがないのだろうか。人間がヤギになると何のメリットがあるのだろうか。ヤギ男に話を聞く。

  • インターネットの反乱はキッチンから始まる?

    パソコン、プリンタ、サーバーなどのIT関連機器以外にも、すべてのものがつながってしまう〈モノのインターネット(IoT:Internet of Things)〉。冷蔵庫、デジタルカメラ、電灯、洗濯機、自動車なども接続されることにより、私たちの生活は根本から変わろうとしている。便利さと裏腹の危うさの時代が迫っているのかもしれない。